子ども達が登校する前にすべきこと
私自身もまだまだ完璧に定時に帰れるわけではないが、常識の範囲内の勤務時間で必要な仕事は終わっている。
もちろん、4月の学級の立ち上げの時期であったり、行事が重なっている時期は遅くなることもあるが、基本的な毎日の仕事は定時で終わっている。
では、子ども達が登校する前にすべきことは授業の準備を終えていることである。
授業計画や板書計画、授業で必要な物、宿題のプリントなど、その日に決まっていることに関しては先に準備を終えておくのが良い。なぜなら、子ども達がもし休み時間の間にトラブルを起こしたり、授業の空き時間に急遽他の学級に入らなければいけないことになったりと、不測の事態は思っているよりも高い確率で起こるからだ。
空いている時間に準備しようと思っていてできなかったときに、余計な心配や仕事が増える場合だってある。
だからこそ子どもが登校する前には必要最低限の準備を終えて、どんなことが起こっても落ち着いて1日が終われるようにしておくべきである。
子ども達が登校した後にすべきこと
子ども達が登校して1時間目までにすべきことはたった1つ。宿題のチェックと丸つけである。
宿題に関してはいろいろな意見があると思うが、今日は定時に帰宅するという観点で話して行こうと思う。
定時に帰宅をしたければ、子ども達が帰ってから宿題をチェックしていては到底間に合わない。
では、「休み時間や授業の空き時間ではどうか?」という意見も出てきそうだが、先ほど話したように不測の事態が起こり得る。もし仮にできたとしても、自分は休み時間はその日に合わせて柔軟に動きたい(子どもと一緒に遊ぶ・子どもとお話しする・子どもを観察する・職員室で休憩する・事務仕事を進める)。
だからこそ、宿題のチェックは係にやらせるのではなく、提出する子が自分でチェックする。誤魔化したり嘘をつくことが心配であれば、番号順に提出させたり、宿題のチェックや丸つけが終わった最後に総数を担任が数えたりすれば良い。そんなに時間もかからないはずだ。
慣れてくればスピードはどんどん上がっていくが、もしどんなに頑張ってもチェックや丸つけが終わらないのであれば、宿題の量や質を考え直す機会にしてもいい。
その人の考え方にもよるのだが、私は宿題よりも授業の方が大切だと考えている。宿題が大事ではないわけではない。限られた時間の中で仕事をするので、優先順位をつけた結果、授業が一番大事ということに至ったわけだ。
だから早く仕事を終えて学年のメンバーで授業を考えることもあれば、研修にも参加することもある。定時に帰宅して教育に関する本を読むこともある。
早く帰りたいけどなかなか早く帰宅できないという生活が続いているのであれば、是非試してみてくださいね。
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