給食当番や掃除でクラス全員が協力的になる役に立つポイント

学校の先生に向けて

責任の所在を明らかにする

給食当番や掃除は基本的にチームプレイです。

みんなが協力して真面目に取り組めばある程度のスピードで終えることは必ずできます。

しかしその逆で、複数の子がサボっていたり、迷惑かけていたりする状況では遅くなることに加えて、トラブルが起きる可能性すら出てきます。

特に先生が見ていない時に発生することも多いので、トラブルが起きた場合にはお互いにヒートアップしているなんてこともよくあることです。

その発生を未然に防止し、クラス全員が協力的になるためにすると良いことがあります。

それは、責任の所在を明らかにすることです。

例えば、給食当番を例に出すと、ご飯を準備する。盛り付ける。片付ける。などご飯という係一つとってみても色々仕事はあります。

その中でご飯という当番が2人いて、細かな分担が決まっていなければ揉めることや不満が出てくることがあります。

ある1人の子が全てやっていて上手くまわっているように見えるのですが、よくよく見てみたらもう一方の子が全くやっていなかったという状況です。

だからこそ、Aさんは、準備と盛り付け。Bさんは片付け。という細かいところまで決めておくと責任の所在が明らかになり、安心できます。

また、もう1つメリットがあって、Aさんの盛り付けが遅くBさんが手伝ったとします。そのときに「ありがとう」という言葉が生まれます。

Bさんの仕事ではないからこそ手伝うという形に変わり、感謝の対象となります。

他にも掃除でも使えます。

よくあるのが教室の机を運ぶ量に大きな差があるときです。

そんなときには1人1列運ぶこと。Aさんは窓際の列。Bさんは…

といった具合に細かいところまで指定してしまえば、誰がやっていないのか一目瞭然です。

たしかに最初は決めるのに苦労はしますが、1年間で給食当番と掃除の活動がうまくまわっていくのであれば些細なことでしょう。

よかったら試してみてくださいね。

コメント