妙に大人しい…
何か問題があるわけではないんだけれどもなんだか大人しい…
学級であれば、リーダーに挑戦する子が少ない…
授業中の挙手が減ってきた…
問題行動は減ってきたが同時にクラスの元気もなくなってきた…
子どもが落ち着いてきたんだけれども、なんだか違うと感じ始めてきたら疑ってみることがあります。
それは、「叱る基準」です。
叱る基準
皆さんは以下の状況だったらどの場合に叱りますか?
- 時間に遅れたとき
- 嘘をついたとき
- ベランダで遊んでいるとき
- 授業中寝ているとき
- 暴言・暴力があったとき
- 宿題を忘れたとき
- 廊下を走ったとき
私であれば3と5に関しては見つけたときに必ず叱ります。
それは「命に関わること」という基準で叱るようにしているからです。
ベランダから落ちてしまったら命を落としかねません。暴言・暴力は人の命を奪いかねません。
もちろん、すべての項目に関して注意はします。ですが、その注意のレベルや叱るレベルはたまた感情を出して怒るレベルまでしっかりと基準をもっておくと良いです。
囲いがある方が育つ
さて、前置きが長くなりましたが、ようやく本題です。
もし、基準がなくなんでも叱られたり怒られたりしていたら子どもは萎縮してしまいます。
それこそあなたの顔色を窺って行動するようになるかもしれません。
そうなったら挑戦どころではありません。いかに失敗しないかが大切になってきます。
ちょっと授業に喋っただけで叱られたら、発言するのも怖くなります。
リーダーとして良かれと思って相談もせずに行動て叱られたら、挑戦したくなくなります。
だから、普段から叱る基準をもち、子どもたちと共有しておくとのびのびと挑戦できます。
授業中の冗談1つとってもここまではセーフ、ここからはアウトというラインを子どもたちが知っていれば果敢に笑いをとってくる子もいるぐらいです。
誰しも分からないことは怖いものです。ですが、それがしっかりと見えるようになったときに安心して挑戦できる下地が出来上がると思います。
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