授業の意図をもつ
万人受けする授業も大切ですが、ターゲットを絞ってその子が最大限に伸びるような授業展開を考えることもときには大切です。
例えば、小学校2年生で習うかけ算の九九はおそらくどの先生も「学力が高い子も低い子も九九は必ず習得させよう!」と思って指導にあたるはずです。
もちろん他の単元もそうでなくてはいけないのですが、時間の限りもある関係である程度軽重を付けているかと思われます。
そしてかけ算の九九は2年生の算数の中でも最も重いと考えられているのではないでしょうか。
だからこそターゲットは自然と算数が苦手な子にいっています。
練習量や練習方法、授業時間の配分・展開などさまざまなところに九九が全員できるような工夫が隠されているのでしょう。
お分かりの通り、ターゲットを絞ることでその子たちができるように様々な工夫が生まれます。
いつもの授業でどのように良くしていったらいいか悩んだ時にはターゲットを絞るのも1つの手ですので使ってみてくださいね。
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