指摘だけでは納得できないときもある
今の時期は6年生を送る会や卒業生を送る会などの練習が始まっているかと思います。
また、年度終わりでもあるので、やり残したことやできてほしいことが残っていてその指導に力を入れているのかもしれません。
私たち大人は子どもより視野が広かったり、経験があったりするのでその問題に気付くことができますが、子どもたちは気付くことすらできていないことが多々あります。
そんな子どもたちにいきなり強く指導しても空回りする可能性が高いです。
自覚できていな問題を指摘してもイメージが湧かなければ上手くいきません。
例えば、定番中の定番である合唱練習をしたとしましょう。
私たちは様々な学年の歌を毎年聴いています。だからこそ練習を重ねて出来上がる合唱のイメージができています。
だから声量や抑揚、音程、ハーモニーなど色々なことに気付き指導を入れることができます。
また、各パートのズレも合唱の外から聴いているので分かります。
その都度その都度全体で確認している時間はないので、その場で指摘したり、練習したりして改善していくことも大切だと思います。
それに加えて、合唱指導の後などに時間をとって自分たちの録音した合唱を聴いてみる機会を設けてみてはどうでしょうか。
「先生が言っていたことはこのことだったのか」と理解でき、心から納得してから次に取り組む練習は技術はもちろん気持ちの面でも大きく変わっていることでしょう。
同じことで、給食の準備や廊下に整列する時間が遅いと感じたときに、一度その様子を子どもたちに見せてみるといいと思います。
「準備しましょう」「廊下に並びましょう」と声がかかってから、いかに自分たちが思っていた以上に自分勝手な時間を過ごしていたことに気付きます。
3分ぐらい友達と話しておくれていても、本人は体感で10秒ほどしか話していないと思っているものです。
その気付きは次からの行動に大きな影響を与えます。
先生や大人は全体を見て動けています。だからこそすぐに指摘したくなるものです。
ですが、一度その気持ちをグッと堪えて子どもたちに気付きを促してみてはいかがでしょうか。
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