成績は長距離走
新学期が始まりました。
今回は成績を上げたい!
どう頑張ったらテストの点数が上がるんだろう?
私の勉強方法があっているのか心配。
という子やその保護者に向けてちょっとしたアドバイスです。
結論から言うと、簡単に成績を上げる方法はありません。
ちょっとがっかりしましたか?でも、それには理由があります。それは小テストなどの簡単なものであればすぐに結果は出るかもしれません。
でも、成績は学期ごとに出ます。小テストが短距離走であれば、成績は長距離走です。
だからといってアドバイスがないわけではありません。魔法のような方法はないと知ってもらいたかっただけです。
それでは本題をどうぞ!
習慣の力
今日はちょっとしたアドバイスです。
様々な本で紹介されている「習慣」というものを味方につけてください。
頑張ろうといっていきなり
毎日2時間勉強時間を追加するぞー!
これで本当にできるなら苦労しません。自分の意思に頼ったり、我慢して努力したりし続けてもいつかは失速してしまうと思います。私にもそんな経験がたくさんあります。
だから、自分に毎日できそうなレベルから始めてみてください。
習慣になるまでには個人差がありますので明言はできませんが、まずは1ヶ月続けてみましょう。きっと何かしらの変化が生まれるはずです。
もしかしたら成績にはすぐには繋がらないかもしれません。でも長い目で見ればきっと成果を感じられるでしょう。
例えば、お子さんが漢字が苦手だったとしましょう。そんなお子さんに、「毎日漢字を1ページ書きなさい。」といえば反発されるか、無理に続けてもどこかでお子さんかあなたが折れるでしょう。
では、毎日漢字を1つ覚えようだったらどうでしょうか?苦手なお子さんでも「それならできるよ!」と始めてくれるのではないでしょうか。
ここからは習慣の力です。
これが仮に1年続けば365字の漢字を覚えることができます。小学校2年生であれば160字習うので、復習の2回目までおまけでついてきます。
だんだん簡単になれば勝手にお子さんが1日に2字や3字やるかもしれません。漢字の点数が良くなれば落としたくないから努力するかもしれません。
でも最初に始めることは1日にたった1字覚えることです。
今回は漢字で説明しましたが、これがどんな学習にも役立ちます。
もし自分やお子さんを少しでも変えていきたいと考えているのなら今日から自分に毎日できそうなレベルから始めてみてはいかがでしょうか?
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