結論を先に述べる

学校の先生に向けて

相手が聞きやすい話し方

相手目線で考えてしゃべるのは、話し方の基本になります。

話し手というのは、全体像が見えているし、話たい内容が頭の中にある程度まとまっているので、省略したり、思いついたことから話そうとしたりしてしまいます。

しかし、それでは相手は分かりにくいことこの上ないです。

分かりにくい話というのは相手が理解できないだけでなく、聞くという意欲さえも削いでしまいます。

さらに言うと、子ども相手に話をするからこそ、日頃から分かりやすい話し方のコツは色々知っておくに越したことはありません。

結論から先に述べる

明日からでもすぐに使えるコツは、「結論から先に述べること」です。

そんなこと…と思うかもしれませんが、聞いている側からすると効果は絶大です。

例えば、図工の授業で行う手順を全て説明してから作業に入るとします。

今から図工の授業でお花の絵を描きます。手順は大きく分けて4つありますが、1度しか説明しないので集中して聞いてください。

  1. 鉛筆で下書きをします。
  2. 油性ペンでなぞります
  3. 先生のチェックを受けます
  4. 絵の具で色を塗ります

質問はありますか。では、始めてください。

今から図工の授業を行います。1度しか説明しないので集中して聞いてください。

  1. 鉛筆で下書きをします。
  2. 油性ペンでなぞります
  3. 先生のチェックを受けます
  4. 絵の具で色を塗ります

手順は大きく分けて4つあります。この手順に従ってお花の絵を描きましょう。

おそらく、結論を先に述べた方が分かりやすいのではないでしょうか。

結論を先に述べることは、全体像を掴み、頭の中でイメージしやすくなります。

たった1つ心掛けるだけで、相手は劇的に聞きやすくなるので、試してみてはいかがでしょうか。

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