ちょっとしたコツで早くなる
給食の配膳は早いに越したことはありません。
食べる時間に余裕が生まれますし、学級に数人食べる子が遅い子がいたとしても完食までの時間を確保できます。
場合によっては体育や図工、移動教室なので取り掛かりが遅くなる場合も1年を通せば必ずでてきます。
そんなときでも早ければ必要最低限の時間は食事の時間としてとることができます。
落ち着いた学級を目指すのであれば学級が協力して早くできる活動は早くし、常にゆとりをもって行動することは必要不可欠です。
今日の内容は、たった2つのルールで給食の配膳が早くなるので是非試してみてください。
先生は手伝わない
1つ目は、「先生は手伝わない」です。
小学校低学年ならまだしも、それ以外の学年であれば、基本手伝いはしません。
年度当初や遅れそうなときに、私たちは大人であり先生でもあるので、その状況にいち早く気付きます。毎日十分な食事の時間を確保したいという姿勢は素晴らしいのですが、それが常習化してしまうと先生が手伝っている状態でギリギリの状態ばかりが続いてしまいます。
子ども達の困り感や、意識を変えるためにときには遅れている状態を先生が我慢することも大切です。
大抵の場合は、盛り付けが遅かったり、配るのが遅かったりするのが原因ではありません。
「給食当番への取り掛かりが遅い」、「雑談している」などが遅い原因として挙げられます。
先生自身は給食当番の助けではなく、それ以外の子ども達の指導や、準備が遅れている給食当番や話をして仕事をしていない子ども達への指導を心がけるとよいです。
遠くから配膳する
2つ目は、「遠くから配膳する」です。
放っておくと子ども達は近くの机から配膳を始めます。
配るスピードと盛り付けるスピードを比べたとき、配るスピードの方が圧倒的に早いです。
なので、まだまだ盛り付けを始めたばかりの段階では、近くの机に配膳させるのではなく、一番遠くの机から配膳するようにルールをつくります。
これだけの小さなアイディアで数分早くなるものです。
でも、その早さはたった1人の協力では成り立ちません。
給食当番全員がルールを理解し遠くから配膳するのことによって、空いた数秒の時間が積み重なって出来上がります。
手っ取り早くできる成功体験でもあるので是非使ってみてください。
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