具体的に褒める
最近では通知表を廃止している学校も聞きますが、まだまだほとんどの学校が通知表を渡しているかと思います。
子ども達の中には成績がとても気になっている子もいるし、私達も時間をかけて作った物なのでただただ渡して終わりにならないようにしたいものです。
まず1つ目に必ずしてもらいたいのが、具体的に褒めることです。
なんとなく輪郭がぼやけた褒め方は印象にも残らなければ心にも響きません。
2学期をしっかりみてきてあなたしか知らないことで褒めてあげるのが良いでしょう。通知表は全員に渡すので長くても1分程度しか時間の猶予はありません。
具体的にその子の成長したことや良かったところが頭の中に鮮明に思い浮かべることができるように話せるといいかと思います。
もし、時間に余裕があるのなら、学習面・生活面の2つが伝えられると最高ですね。
人柄を全面に出した渡し方をする
2学期を最後までやりきった証として通知表は渡されます。
それはある意味、賞状のような意味があったり、頑張った証のような意味があったりします。
2つ目に必ずしてもらいたいのは、人柄を全面に出した渡し方です。
少し分かりにくいかと思いますので、例を示します。
(1つ目の例)いつも厳しい先生であれば、賞状のような丁寧な渡し方をする方法などがあります。その行為は、通知表という大切なもの丁寧に子どもに渡すことで、子どもの頑張りをさらに強調させることになります。2学期の最後の最後でしっかりとその子を承認する瞬間が作れます。また高学年にもなれば、渡し方に卒業式のような雰囲気が出て、あの先生に認めてもらえたという嬉しさを感じる子も出てきます。
(2つ目の例)とても気さくで優しい先生であれば、通知表を渡した後に握手を求めるのも良いでしょう。2学期が終わり、ここまでよく頑張ったという気持ちが直に伝わります。握手した後に目を見て言葉をかけてあげることで、よりその言葉が心に染み渡ります。ちょっと照れ臭く感じる子ももちろん出てきますが、その経験も大切にされていると感じる良い経験なのではないでしょうか。
他にもさまざまな先生の人柄がありますので、自分の色を全面に出せると良いかもしれません。何だか儀式のようでちょっと恥ずかしい気持ちも生まれますが、いつもと違った子ども達との向き合い方はきっと良い雰囲気に包まれる素敵な時間になるかと思います。
よかったら是非試してみてください。
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