子どもに何を贈ってあげる?
私の息子と娘もいつかは成人し、親元を離れ独り立ちしていくでしょう。
そんな子ども達に親として贈ってあげられる物は何でしょうか?
お金?土地?家?それとも何も贈るものはない?
それぞれのご家庭の教育方針や経済事情がありますので一概にこれが正解というものはありませんが、これを贈ってあげるといいというものを2つほど紹介していきたいと思います。
健康
1つ目は、健康です。その中でも具体的に、「歯」です。
親であれば子どもには「健康な体」で居続けてもらいたいと願ってやまないと思います。
病気や怪我をすれば心配で病院に連れていくこともあるでしょう。
心が病んでしまって不登校になれば、一緒に回復に努めようとするかと思います。
しかし、意外に盲点なのが「歯」の病気です。
小さい頃であれば歯磨きをしてあげる機会が多いですが、年齢が上がっていくにつれて子どもに任せるようになります。自己管理できる子であればいいのですが、そうでない場合は親が気付いてあげなければ知らない間に虫歯や歯周病になっていることがあります。
子どもの虫歯も生活習慣が原因です。「歯磨きをしない」「寝る前に虫歯になりやすい食べ物や飲み物を口にする」など、大人であれば誰でも知っているかと思います。
しかし、子どもはそこまでの知識がない場合もあります。知らず知らずのうちに健康を損なう習慣がついてしまわないように親が教えてあげると良いかと思います。
「歯」を守ることはその子に生活習慣を身に付けさせることでもあります。
それが一番の贈り物になるのではないでしょうか。
学費
もう1つは学費です。
親には普通教育を受けさせる義務があります。
中学校の卒業までは義務教育であり、当然学費等々の支払いも親の責任になります。
ここからは私の考えになります。
高校や大学は義務教育ではありませんが、子どもは教育を受ける権利があります。
まだまだ成人にも満たない歳であることがほとんどだと思うので、学費の支払いを自分で稼いで行うのはかなり厳しいでしょう。
そんなとき「教育を受ける権利」を保障するには親の助けが必要です。
しかし、家庭の経済状況は様々であり、中には学費を支払いことができない家庭もあるかと思います。
そんな家庭の子どもの権利を守るために奨学金という制度もあります。
個人的には子どもに「お金」や「土地」「家」などの財産を残すのはお金の価値や大切さという認識を下げる行為だと思っているのでおすすめはしません。
しかし、学ぶという行為に対してお金を気にしたり、天秤にかけたりしてどうしようか悩ませるべきではないと思うので、「学費」に関しては全て払っても良いかと思います。
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