信用を得るためには

学校の先生に向けて

信用の重要性

現代では信用されるということがますます重要になってきています。

機械化が進み、仕事での生産量は格段に上がりました。

IT化やAI化が進み、仕事の完成度は上がり誰が仕上げても一定の成果を出せるようになりました。

量も質もある水準までは誰にでも出すことができる素晴らしい時代になってきたのです。

では、どこで差が出てくるかというと、「誰が」という観点です。

同じものの商品を紹介しているのにAさんとBさんとで売り上げが違ってくるのはまさにこの観点が当てはまると思います。場合によってはあの人がオススメしているから買ってみようということも往々にしてあるのです。

例えば、アイドルやモデルが使っている美容グッズ。某youtuberのが気に入っている家電。トップアスリートが使っているスポーツメーカー。自分が信頼している人が使っていたり、紹介していたりすると購入したくなるものではないのでしょうか。

これが紛れもなく「誰が」売る(紹介する)という観点です。

それを他の企業もわかっているので多額の広告を打ちます。

それほど「信用」というのは重要な世の中になってきました。

信用を失うな!

信用を得る前にまずすべきことは信用を失わないことです。

信用を得ていくには時間も労力もたくさんかかります。ですが信用を失うときは一瞬で失います。

何人もの有名人が不祥事で信用を失った姿を見てきたのではないでしょうか。

そこまで大きな信用の失い方はしないにせよ、知らず知らずのうちに小さく信用を失っていることもあるので見直してみましょう。特に子ども相手など、自分より立場が下の人に対しては気づかないことも多いので注意しましょう。

全国のお父さん、お母さん、先生が子どもたちから信用を失うシチュエーションがあります。それは「後で」という言葉です。子どもたちから遊んで、話を聞いてなどお願いされたことは数え切れないくらいあると思います。

そんなとき、「後で」という言葉を口にしたことはありませんか?私は山ほどあります。

「後で」と言った以上、子どもたちはその日中には何らかのアクションがあると思って引き下がることがあります。しかし、これが当たり前のように忘れられることがあります。理由は忙しいからなど、たくさんの大人の事情があるとは思います。ちなみに私自身も意識していてもやってしまうことがあるくらい便利な言葉だなと感じています。

もちろんその1回でひどく約束を破ったなどと非難されることはないでしょう。ですが、子どもたちの心の中では確実に信用がなくなっている(減っている)でしょう。

ありきたりな言葉にはなってしまいますが、信用を失わないために先ずすべきことは「約束を守る」ことです。

真っ先にこのことを見直してみて明日から実践してみてはいかがでしょうか?

信用を得る

では、信用を得るためにはどうすれば良いのでしょうか?

様々な方法がありますが、今日は1つだけ紹介したいと思います。

それは行動で示すこと」です。

先ほどの「約束を守る」と少し似ていますが、信用を得るには地道な方法しかありません。でも、これを続ければ確実に信用を得ることができます。

例えば、日本の女優の芦田愛菜さん。彼女は国民から信用されている一人と言ってもいいでしょう。子役時代から礼儀正しく、努力も欠かさない行動を私はニュースなどで見てきました。テレビでの相手に対しての振る舞いや、受験に向けての勉強を頑張るなどその行動で「礼儀正しい」「努力家」という信用を得たと思います。

他にも、メジャーで活躍中の大谷翔平選手。彼の人間性の素晴らしさを知っている人も多いだろう。それは、ゴミを拾う姿、ファンサービス、相手選手への思いやりなど、こちらも行動があって信用されていっている。

ことわざで「言うは易し 行うは難し」という言葉があるが、私自身もまだまだ未熟な部分はたくさんある。そのことを肝に銘じて頑張り、信用を得ていきたいと思う。

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