話をする数を最初に伝える
子どもの聞く力を伸ばすためには聞きやすい話し方は必要不可欠です。
後で子どもにしっかり聞くことができたのか確認しようにも学級の半分以上が分からない状態では納得感もありません。
それにどんな話でしたかと聞かれてもまとまっていない話し方であれば、子ども達は聞いた上で要約するスキルも所持していなければいけないことになります。
これでは、話が聞けていなかったのか、要約できなかったのか、原因が分からないままです。
そのために、先生が身につける話し方のスキルとして、話を始める前にいくつ話をするのか伝えましょう。これだけでグッと話は聞きやすくなります。
そして出来るならその大まかな内容(タイトル)も一緒に伝えてあげるとより聞きやすいです。
例えば、「今から3つの話をします。1つは、宿題に関すること。1つは、授業に関すること。1つは、掃除に関することです。」
これで聞き手は「3つ話があって、宿題、授業、掃除についての話だな…」と準備ができます。
たったこれだけで後の確認もスムーズになりますし、話の内容も入りやすいので、ぜひ試してみてください。
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