注目させる

学校の先生に向けて

あえて何かを持つ

先生は1日の中で何度も指示や説明をしています。

訓練された学級や、高学年ならまだしも、小学校低学年・中学年では話をしている先生に身体を向けてしっかりと話を聞くことは難しいかもしれません。

そんなときにたった1つの行動を取るだけで子ども達はこちらに注目してくれます。

それは、「何かを持つ」です。

例えば、3年生の国語の授業で「すがたをかえる大豆」という単元があります。「大豆というのは教科書の〇〇ページにのっています。見てください。」といって指示するよりも、大豆を持ってきて見せてあげるだけで一斉に子ども達は注目してくれます。もっと言えば、その姿を変えた物を見せるだけでもう子ども達はあなたから目が離せません。

他にも休み時間のボールの使い方で指導したいときには、実際にボールを手に持つだけで子ども達は身体をこちらに向けて話を聞くことができます。

実物が存在していることで子ども達の興味や関心は一気に高まります。

そしてこの手法は授業の導入にもよく使われます。

毎回毎回準備するのは大変かもしれませんが、子ども達があなたの話を聞きたくなるような下地は作れるかもしれませんので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

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