優秀な人の条件⑤『価値があることに注力する』

学校の先生に向けて

自己満足で終わっていませんか…?

先日子どもにGoogleスライドを使用させて、自分の選んだ都道府県の魅力を伝える授業を行いました。

ここでのゴール(高い評価)は、同じ年代の子たちを対象にしたとき、プレゼンテーションをした都道府県に行ってみたいと思わせることです。

ですが、Googleスライドを使って作成していくうちに細かいところなど随所にこだわりが出てきます。

こだわることに関しては良いことだと思うのですが、ゴールとはかけ離れた方向に全力を注いでいる子もいました。

みんなが驚くようなアニメーションを追加したり、大量に調べた情報をここぞとばかりに盛り込んだり、カラフルな配色にしてみたりと様々でした。

もちろん発表した後に私から一言述べるわけですが、皆納得した様子で聞いてくれました。

大まかに言うと、「聞き手という立場を考えていない」ということです。

それとは対象に、相手が子どもであることを前提にシンプルかつ魅力的なものに絞り、残った時間は何度も何度も発表する練習をしていた子もいました。

その子たちの発表の時間は、クラス全員が飽きることなく聞くことができていました。むしろ楽しそうに笑いながら聞いています。

これは「聞き手という立場を考えた」発表の準備だと思います。

これと同じようなことが大人の世界でもあり得ます。

今している仕事は誰のためなのでしょうか?

自己満足ではなく、徹底的に価値があることに力を注いでみてはいかがでしょうか。

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