優秀な人の条件④『マナーを守る』

学校の先生に向けて

マナーは誰のため?

ビジネスマナーにせよ、食事中のマナーにせよ、相手を指摘するのが難しい時代になりました。

確かに行き過ぎたマナーはお互いに不愉快な気持ちになってしまうため、よくないのも事実です。

しかし、昔から残っているような、「礼儀や作法を重んじる行動」「目上の人への言葉遣い」「対面を重視するコミュニケーション」など、決して無視できないものもあります。

なぜかというとマナーは常に相手目線で考えられるからです。

自分が良ければそれでいい。私はやらないことに満足しているからお互い様でしょ。

という考え方は明らかに相手への配慮が欠けていると思われます。

相手への敬意を示すためにマナーは存在するものであり、それはコミュニケーションを円滑にしてくれる役割があります。

数字だけで見れば効率的ではないかもしれません。無駄が多いのかもしれません。

ですが、相手が礼儀正しくあなたに対して行った行為は、数字ではない他の観点で見れば決して無駄なことではありません。

今関わっている子どもたちが社会に出るとき、様々な年代、国籍、言語など価値観も人それぞれです。

相手と一緒に仕事をしていく上でどうしたらお互い気持ちよく働けるのか考えなくてはいけません。

その1つに礼儀やマナーを重んじる人は必ずいます。

それはあなたを含む仕事の仲間をきっと尊敬していたり、大切だと思っていたりするのでしょう。

そんな人たちの気持ちに応えるためにも自分本位の考えではなく、相手本位のマナーを守ることは、私は大切だと考えます。

そしてそれが時と場合に合わせてできる人は誰から見ても優秀な人ではないでしょうか。

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