教師の仕事はどこまででもできる
皆さんは自分の希望の時間に帰ることはできているでしょうか?
私は今のところ半々ぐらいです。
早く帰るに越したことはありませんが、今日は頑張りたい日であったり、この仕事だけは他の人に迷惑をかけてしまうので仕上げなければいけなかったり、その日によって帰りたい時間は違うと思います。
21時まで仕事をしたいときはするべきだし、17時に帰りたければそうするべきです。だけど自分の希望の時間に帰ることができないのは少々問題があると思います。
私自身も昔は平日はいつも基本22時まで仕事、休日は朝から夕方まで部活といった生活を過ごしていました。今振り返ってみると、それで満足していた時期もあれば、早く帰って自分の時間を過ごしたいと思う時期もありました。
でも、気づいたら当たり前のようにこのような生活になっていました。
今考えると、長引いた原因は自分が納得するまで仕事をしていたからだと思います。授業の準備も、学級経営も、部活の指導も翌日の準備がしっかりできるまで帰りませんでした。
もちろんそれで報われたこともあります。でも、意外と労力を費やした割にリターンが小さかったこともあります。
今希望の時間に帰れないのは仕事の取捨選択ができていないのかもしれません。子どものためを思えばいくらでも時間をかけて準備することができます。ですが、あなたの身体は1つしかありませんので、もし希望の時間に帰りたいけど帰れないのであれば工夫をしてみてはいかがでしょうか?
1日に1つだけ大きな仕事をこなす
to do リストなど1日にやるべき仕事をたくさん抱えている人に役に立つかもれません。それは、1日に1つだけ必ず大きな仕事を片付けることです。
例えば、私の新学期が始まってからの様子は、9月2日は「夏休みの宿題を全て点検する」、9月3日は「係、掃除、給食、席替えを決定し掲示物を作る」などです。
日によっては「指導案を1/3完成させる」、「テストの丸付けを終わらせる」、「通知表の所見を半分完成させる」など、前もってその日の大きな仕事をあらかじめ決めておいて必ずその日に実行することです。
いろいろな仕事がたまっていくとどれにしようかなと悩んだり、どれも中途半端で終わる時もあります。私もよくあったのですが、明日の自分に託すことも多々ありました。(笑)
大きな仕事は分割して、1日で終わる仕事はその日中に片付けていくと、案外余分な仕事をしなくなるので早く帰れたりします。それでも時間が余っていれば追加の仕事をすときもあります。
大切なのは終わる時間や仕事を明確にしておくことです。
まだまだ私も十分とはいえないので努力している身ですが、それでも希望の時間に帰れることが増えました。そのおかげで心にゆとりが生まれ、笑顔で子どもたちと接することができるようになりました。
よければ実践してみてください!
コメント