小テストの活用

学校の先生に向けて

小テストは何のため?

小テストは点数をつけ、優劣を示すために行うわけではありません。

評価を取るという場合もありますが、それが一番の理由でもありません。

小テストは自分の苦手を把握し、改善するためにあると思います。

オススメの活用方法

小テストは苦手なところを練習し、出来るようになっていくところまでできてようやく意味のあるものに変わります。

小テストだけ行ったとしても、多少力はつくかもしれませんが、苦手なところができないままなのは決して変わりません。

なので、小テストと自習はセットで行うのがオススメの方法です。

これを授業で行うのであれば、前半に小テストを行い、できた子から教師が採点していきます。採点された小テストで間違っているところがあればそこを重点的に自習します。

自習の方法は、なぜ間違えたのか理由をハッキリさせることや類題を解くことなど、自己解決できるような力をつけていけるような自習方法が望ましいです。

また、教師が全員分の小テストを採点することにより、学級や個人の苦手な問題が分かります。

それを解決できるような授業計画や個別の支援など役立てる場面はたくさんあります。

点数がハッキリすることに負担を感じることがあるとは思いますが、小テストではなく大きなテストでしっかりと点数を取らせてあげるためにも、小テストは欠かせない方法だと考えます。

良かったら単元の終わりに突然にテストをするのではなく、小テストを挟んで力を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

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