子どもは大好きだけれども…
冬休みになると、良くも悪くも子どもと一緒に過ごす時間も増えます。
お互いに気分が良く楽しい時間ばかりなら良いでのすが、そう簡単にはいきません。
過ごす時間も長い分、子どものダラダラとした生活が目についたり、兄弟がいる場合は兄弟喧嘩がいつも以上に頻発したりします。
もちろんお母さんやお父さんだって、我慢の限界があります。怒ってはいけないと思いつつもその我慢した怒りはどこかにぶつけたくなるものですよね。
そんな冬休みに怒りがちな保護者の方に向けて、話をしていきたいと思います。
6秒ルール
まずは、シンプルで有名なものから紹介していきます。
それは、「6秒ルール」です。
怒りの感情というのは、一時的なものになります。
言ってしまいたい言葉や、ぶつけたい感情がすぐに湧いてくるかと思います。そこですぐにぶつけるのではなく、1から6まで数字をゆっくり数えてみましょう。ポイントは目をつぶってしっかりと口ずさむことです。
目の前の状況から一旦心理的に離れ、一息おいてみると意外にも気持ちはおさまっていることが多いです。
すぐに怒ってしまう癖も直りますので、一石二鳥です。
感情をすぐにぶつけて得することは基本的にないので、一旦落ち着く時間をとりましょう。
物理的に距離をとる
1から6まで数えてはみたけど、なかなか気持ちが収まらない場合もあります。
そんなときには、その場を離れてみましょう。
一旦心理的に離れて駄目であれば、今度は物理的に距離をとりましょう。
子どもと一緒の部屋にいて気持ちが落ち着かないときには、少しの時間他の部屋で過ごしてみるもの手かと思います。
お互いに心理的にも物理的にも距離が離れた状態で時間が経てば、気持ちはきっと落ち着いてきます。気持ちが落ち着いてこれば、今度はお互いに寂しくなってきますので、そのときには怒りの感情はどこかにいっていますね。
ポイントとしては、そのときに気持ちが塞ぎ込まないように、見る景色を変えてみるといいですよ。
怒りの感情は伝えず、事実を伝える
別の方法として、「怒りの感情は伝えず、事実を伝える」方法があります。
怒ってしまうのを我慢ばかりしていては何も言えなくなってしまい、それはそれでストレスがたまっていくでしょう。
相手に伝えるべきことは伝えた方がいいことはたくさんあります。それが子どもであれば尚更です。
ですが、伝え方が怒りに任せて自分の感情を思うがままに伝えるのは良くありません。
ここで大切なのは、自分の怒りの感情はできるだけ抑えて、伝えたい事実をしっかり伝えることです。
怒りの感情を入れなくても、「宿題をする」「兄弟喧嘩は控える」「家事を手伝う」などのことは十分に伝えられます。
ちなみに、怒りの感情をできるだけ抑えるという表現にしたのは、命に関わることや人の傷つける行為に関しては感情込みでぶつけるべきだからです。
冬休みはお互いに気持ちよく過ごすためにも、プラスの感情を多く表現して、マイナスの感情はできるだけ少なく抑えられると良いですね。
よかったら試してみてくださいね。
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