計画的に進めてみる

学校の先生に向けて

計画的に進めるのが苦手な先生へ

もうすぐ2学期を終える学校がほとんどだと思います。

「2学期に教えるべき授業がたくさんあって苦労している…」「学校への提出物をその日にやっています…」「テストや小テストなどの採点や評価しなきゃいけないプリントがたまっています…」

なんて言葉を聞くことが多々あります。

確かに、1日の大半の時間に関しては、自分のペースで仕事できる環境ではありませんので、かなりタスクマネジメントは難しいと思います。

また、授業に関しても、子ども達の習熟度や理解度で変更しなければいけない場面もたくさん出てきます。

それでいて、雑務を数え出したらキリがないほどあるのが現状です。

しかし、先を見通したり、パターン化できたりすることもできるので、ちょっとした心掛けで計画的に進められることが増えてきます。

その中でも明日から使える、計画的に進めるべきことを1つ紹介します。

2学期最終日までに持ち帰らせる

2学期の終業式の日に、両手いっぱい荷物を持って帰る子ども達を見たことはありませんか。

子ども達に責任がある場合もありますが、教師が計画的に持ち帰らせることで、どの子もストレスなく最終日には心も身体も軽い状態で下校させることができます。

また、登下校の安全の確保という点から見ても、両手が塞がるような状態で下校させるのは望ましくはありません。

おおよそ明日から数日は持ち帰れる日がありますので、計画的に持ち帰らせてみましょう。

そして、このことを知っておくだけで次の学期も、また次の学期も同じことの繰り返しです。

終業式前日や当日になって、慌てて図工の作品や絵の具セット、習字道具やお道具箱を持ち帰るように指示しなくていいように、1つずつ持ち帰らせましょう。

また応用編として、雨の日になることも想定されます。余裕があれば、先週ぐらいから体育がない、比較的荷物が少なくなりそうな日に早めに持ち帰れる物を持ち帰らせましょう。

「千里の道も一歩から」、先を見て子ども達を動かせる先生になれるよう頑張りましょう。

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