言っても聞かない…
「勉強を頑張ってほしい」、「スポーツを頑張ってほしい」など自分の子どもにこうなって欲しいと願ってはいるけどなかなか思うようにはならないのではないでしょうか?
親になれば子どもの将来を少なからず考えるものです。
子どもの人生だから子どもの意思に任せます。という親であっても、学校の成績が悪かったら「勉強をしなさい」「宿題をしなさい」「せめて必要最低限の努力はしなさい」と声をかけてしまうのが親心だとも思います。
しかし、そんな親の期待に応える子どもは少なく、大半のお子さんは楽観的で焦りもなく遊んでばかりいるのが現実でしょう。
特に親が頑張ってほしいことに憧れている場合や、劣等感を抱いている場合は要注意です。子どもの人生が親の人生の一部になってしまいかねません。
そこまで大きな話ではなくとも子どもが自発的に勉強やスポーツ、音楽などの分野を頑張ってくれるようなサポートを紹介します。
親のしていることに興味をもつ
子どもは程度の差こそあれ、親のしていることに興味をもちます。
政治家の子どもが政治家になる確率が高いです。同じく医者の子どもは医者になる確率は高いです。同様に他の職業でも大小ありますが確率が高くなることは多々あります。
職業という親の人生の大半を占めるものなどは、子どもの人生に与える影響力も大きいです。
そして親と一緒の時間を過ごしているときも私たちは大きな影響を与えています。
親が読書好きで毎日のように子どもの前で読書したり、絵本を読んだりする習慣があれば子どもは言われなくても自然に読むようになることが多いです。
同じように子どもに勉強しなさいというよりも、親が子どもと一緒に勉強をしていれば子どもも自然に勉強する時間は増えていきます。
さらに、親の興味・関心が高いほど効果は高いです。
両親が楽しそうにサッカーをしていれば、子どもはサッカーが気になります。そしてそれが楽しい思い出になれば自分からサッカーをしたがるでしょう。
もちろん言葉で語ることも必要です。
でも、言葉で伝えること以外にも子どもにはたくさん伝わっていることがあります。
言葉以外のメッセージ
では、言葉以外のメッセージにはどのようなものがあるのでしょうか?
それは親の振る舞いです。
友達に優しくしなさいと言葉で伝えるよりも実際に自分が優しくされた方が子どもは優しくなります。
いつも両親が笑顔でいると子どもは自然と笑顔になっていきます。
逆に、親がゲームやスマホばかりしていると子どももそうなる確率は高いです。
言葉だけ伝えて子どもがその通りに育っていくならそんな簡単なことはありません。
言葉と同時に態度や行動で示すことも大切なのではないでしょうか?
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