引き算のある人生

学校の先生に向けて

意識しないと足し算ばかりになる

私たちの人生は往々にして足し算ばかりの人生になってしまうものです。

仕事では翌日に持ち越してしまうほど抱えきれない場合もあれば、締め切りに追われるようにやってくる仕事をこなしていく場合もあります。それには留まらず今日の仕事が終わり一息つける時間があったとしても新しい仕事を追加したり、追加されたりする場合もあるのではないでしょうか?

今の話は全て足し算の考え方です。1日は24時間しかないのにあの仕事もこの仕事もどんどん雪だるま式に増えていきます。

それはプライベートでもよく起こります。ゲームをしたい、動画も見たい、友達と話したい、美味しいものを食べたい、旅行に行きたい、あれもしたい、これもしたいと現代ではたくさんの選択肢があり、際限なく足し算した結果唯一寝る時間だけが削られてはいませんか?

意識を変えてみる

毎日時間が足りないと感じているのならそれは引き算をするタイミングかもしれません。

そもそも1日24時間と先ほど言いましたが、睡眠時間を8時間とって生活をするとしたら、1日あなたが活動できる時間は16時間しかありません。

24時間中の1時間と考えるのと16時間の1時間と考えるのでは全く違うのでまずは意識を変えるという観点で1日の活動時間は16時間という前提で予定を立てていくといいかなと思います。

引き算をしてみる

では、実際に引き算をしてみましょう。

少々めんどくさいかもしれませんが一番効果的なのは実際に紙に書き出してみることです。

私も昔書き出して見たところ、びっくりするぐらい自分がそこまで必要としていない行動がたくさんありました。

プライベートではYoutubeで動画を見たりする時間、仕事では自己満足に近いノートの点検や漢字の直し。もちろん自分がやりたくてやっているのであれば大丈夫です。問題なのは「とりあえずやっておこう」、「なんとなくやっている」という習慣です。

最近ではミニマリストという言葉が当たり前のように使われるようになりましたが、これも引き算の考え方だと思います。

時間も物も人間関係も全て無限に存在しているわけではありません。でも私たちは欲張りなので何でもかんでも手に入れようとします。

本当に大切な時間や物、人に目を向けるためにもたまにはあなたの生活に引き算を取り入れてみてはどうでしょうか?

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